23夏:フランス・イギリス一人旅(4日目:ユーロスターでロンドン・グリニッジ天文台・キングクロス駅へ)

海外旅行
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ユーロスターに乗るためパリ北駅へ

今日はパリからのショートトリップとして日帰りでロンドンへ行きます。
航空券を予約した時はパリだけを観光する予定でしたが、たまたま身近な人でロンドンのグリニッジ天文台をおとづれた人のインスタを見て私もぜひ行きたい!となってので弾丸でロンドンに行くことにしました。
ロンドンへは飛行機か鉄道のどちらかですが、今回はユーロスターに乗ってみたかったので鉄道で行くことにしました。

ユーロスターに乗車する場合は出国地で出国審査→入国審査→荷物検査を行うので、出発の30~45分前に行く必要があります。
パリ北駅に着くとユーロスターに乗る人は2階へ進みます。

国を跨ぐので大きな荷物を持っている人が多いです。

行きは9:13発のユーロスターに乗車します。

新幹線のようにかっこいいですが、どうしても汚れが目立ってしまうのはご愛嬌。。

ユーロスターに乗車

今回は3クラスあるうち真ん中のSTANDARD PREMIERクラス(日本で言うと普通車、グリーン車、ファーストクラスのうちのグリーン車)を利用しました。
1番高いクラス以外は価格は早めに予約するほど安くなる価格変動制なので、利用される方は早く抑えることをお勧めします。
STANDARD PREMIERでは軽食として車内食&ドリンクサービスが提供されます。(一番上のクラスはコース料理で、一番下のクラスは何もありませんが、車内販売は利用できます)

フランス・イギリス間の国際列車のため、車内の案内表示はフランス語と英語が交互に表示されます。

お待ちかねの車内食(軽食)はこちら。
チョコのパンとぶどうとヨーグルトです。
食後には温かいコーヒーか紅茶を持ってきてくれます。

田舎を走行するので草原が広がります。

2時間30分のユーロスターでしたが、車内が快適だったのであっという間にSt.Pancras駅に到着です。

一気にユーロスターの乗客が降りるので、エスカレーターは混雑します。

昼前に着きましたが駅構内は多くの人でごった返していました。

グリニッジ天文台へ

グリニッジ天文台へは地下鉄で移動します。
フランスとイギリスは時差が1時間あるので、時計の設定に注意が必要です。

グリニッジ天文台の最寄駅は2つあるのですが、行きはMaze Hill駅で降り、徒歩で向かいます。

グリニッジ天文台は丘の上にありますが、丘は公園になっていてピクニックを楽しんでいる親子が多いかったです。
当日は晴れていたのでみんな気持ちよさそうでした。

丘の上まで登り切ると、おまちかねのグリニッジ天文台です。

ここでは「時間」や「天体観測」などに関する資料や機器などが展示されています。

こちらのイルカ時計はしっぽの影の場所が時間を示しています。
この写真ではわかりにくいですが、確かに正しい時間をさし示していました。

これが本初子午線です。(東経西経0度)
壁に描かれておりその下に線が伸びて、足元にも引かれています。

↓本初子午線をまたいだ動画

各国の首都を通る経度が書かれており、東京もしっかり書かれています。

丘の上からは国立海洋博物館が見えます。

グリニッジ天文台近くでランチ

グリニッジ天文台を満喫した後はグリニッジの街でお昼を食べることにしました。

サンドイッチとサラダを頼んだら、なんとサンドイッチにもサラダがついてきたのでサラダづくしとなってしまいました。。
サラダにはドレッシングがかかっていないので、食べるのがすこしつらかったです。
サンドイッチはチキンのサンドイッチで想定以上に美味しかったです。

ロンドンといえばこの赤い二階建てバス
ロンドン郊外でもたくさん走っています。

ウエストミンスター寺院へ

帰りはGreenwich駅からウェストミンスター寺院に向かいます。

地下鉄の駅にはイギリス王室のポスターが貼られていました。何かのイベントでしょうか?

ウェストミンスター寺院につきました。
何時に行けるかわからなかったので予約せずに行きましたが、閉館前の時間だったためか意外とすんなりと入ることができました。

戴冠式が行われるだけあって規模が大きく迫力のある建物です。

ベルサイユ宮殿までとは行かないものの、金をふんだんにあしらった装飾物もきれいです。

ウエストミンスター寺院の近くには芝生があり、そこからはリニューアル工事を終えたばかりのビッグベンを眺めることができます。
8月で天気も良く映えた写真を撮ることができました。

ハリーポッターの聖地、King’s cross駅へ

地下鉄に乗ってSt. Pancras駅を目指します。

St.Pancras駅の近くには、King’s cross駅があります。
このKing’s cross駅は、かの有名なハリーポッターシリーズにおいて、主人公のハリーたちがホグワーツに向かう列車に乗り込むための駅です。魔法の世界に行くには通常の人間たちが使う発着番線ではなく、9と¾番線に行く必要がありこの壁を通り抜けて行きます。

世界的に有名なので写真撮影のために行列ができていました。

近くにはハリーポッターのショップができています。
入るにも行列に並ぶ必要があるので、時間に余裕を持って行くことをお勧めします。

ユーロスターでパリへ戻る

19:01発のパリ行きのユーロスターでフランスへ帰ります。

フランスもイギリスも高緯度にあるので、夏の間は夜になってもまだまだ明るいです。

夕食の車内食はキッシュとフムス、そしてデザートにケーキでした。
どれも日本人の口にも合い、美味しかったです。

ロンドンですべての乗客が電車に乗り込むのに時間がかかったため、パリ北駅への到着も30分程度遅れました。

23時すぎに地下鉄に乗ると治安の悪さが目立ちます。
怪しい人が日中よりも明らかに増えてくるので、かなり神経を使います。
特に女性の1人旅のかたはご注意を。

明日は最終日、パリでお土産を買って日本へ帰国します。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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