23夏:フランス・イギリス一人旅(1日目:JALファーストクラスで羽田→パリへ)

海外旅行
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普段なかなか予約できない羽田(東京)⇔パリ間のJAL国際線ファーストクラスを予約できたため、フランス・パリとショートトリップでロンドンへ行きました。
ファーストクラスに乗る機会はあまりないので、ファーストクラス利用時に受けたサービスとパリ・ロンドンでの観光の思い出を残しておくために、旅行記にまとめました。

羽田空港での出国手続き

1日目はJAL便にて羽田からパリへ移動します。

JALファーストクラスといえば、機内での最上級のおもてなしはもちろんのこと、旅立つ前も羽田空港のファーストクラスラウンジが使えることも魅力の一つ!
今回は少しでもラウンジを満喫するためにラウンジオープンの6時過ぎにはラウンジに入れるように早めにホテルを出て、チェックインしました。

2023年時点ではファーストクラス利用者専用の入口がなかったので、ビジネスクラス以上が利用できるファストレーンを使いましたが、早朝ということもあってスムーズに出国審査に進むことができました。

現在出国審査も自動ゲート化されているので、出国スタンプが欲しい場合は忘れずに審査官にスタンプを教えてもらうよう頼んでくださいね!

JALファーストクラスラウンジで朝から極上の食事を愉しむ

最初のお楽しみ、JALファーストクラスラウンジです。
出国審査場近くにあるので、長距離を歩かなくてもすぐにたどりつくことができました。

ラウンジに着いたのは6時半ごろだったのでほとんど利用者はいません。
7時を過ぎると一気に賑やかになってきました。

このあと機内で豪華なフルコースが出てくるものの、せっかくの機会なのでラウンジメニューを楽しむことにしました!

まずは名物カレーの小とポタージュスープ

続いて豚肉のソテー
少量であっさりとしていたのでぺろりと食べれました

一通り食事を楽しんだ後はラウンジ内をゆっくり散策することにしました。
ファーストクラスラウンジ内はJALゆかりのグッズがたくさん並んでおり、飛行機付きの人にとってはたまらない時間を過ごせます!

散策すると少し小腹が空いたので、お寿司を頼んでみました。
マグロは赤身でしたがトロかと思うくらい油が乗っていてとても美味しかったです。
一貫ずついくつでも頼めますが、このあとの機内食を食べるためのお腹を空けるため我慢しました。。

いよいよ初めてのファーストクラス搭乗

そうこうしていると出発時刻が近づいてきたのでゲートへ移動します。
こちらが今回搭乗するB777-300ERです。

113番ゲートから搭乗、パリ行きは定刻通りの出発となりました。

このエスカレーターを降りて行く瞬間が一番わくわくします!

今日はファーストクラスなので左側へ

直前で窓側席の空きが見つかり、1Aシートを確保できました
搭乗日当日はファーストクラスは満席でした

ウェルカムドリンクはシャンパンも選べましたがあとで出てくるサロンを飲みたかったので、ここはオレンジジュースに。

身支度を整えている間にファーストクラス担当のCAさんが次々に挨拶に来られました。
食事については事前にWebから予約していたので、その内容について間違いないかの確認を行いつつ食事の提供タイミングについても「朝ごはんはラウンジでお召し上がりになりましたか?少し時間を置いてからお食事お持ちしましょうか?」など丁寧に確認してくださいます。


ファーストクラスではリラクシングウェア(パジャマ)が提供されるのでそれに着替えてリラックス。

離陸後、シートベルトサインが消えると食事の提供が始まります。

ファーストクラス用のテーブルクロスを用意いただき、ピンチョスからスタートです。
今回は鴨肉ローストの燻製とオリーブの付け合わせ
スモーキーな香りが程よくお酒にぴったりです

コースでの最初のドリンク。
ワイン好きで知らない人はいない、とても有名なシャンパーニュ Salonです。
普通に買うと一本20万円以上する高級シャンパンで全世界にたくさんの航空会社がありますが、Salonを提供しているのはJALのファーストクラスかつ日本発便だけというとてもレアなものです。

味は格別!といいたいところですが、私はお酒を嗜むもののそこまでワインにくわしいわけではないので正直他のシャンパンとの違いはわかりませんでした。。。
このシャンパンに限り、今回の搭乗便では1人1杯まででした。

コースは和食と洋食を選べますが、日系の航空会社ということと日本発便だったことから迷わず和食を選択しました

最初は前菜5種
鮑やカニなどの高級食材に加え、ハモなど季節感のあるメニューで優しい味付けながら素材の味をしっかり感じられました。

続いてローストビーフとうににさっぱりとしたジュレがかかったもの
付け合わせにキャビアです。

うに+ローストビーフ+キャビアという高級食材をこれでもかと使えるのはさすがファーストクラスです

メインはお魚の煮付けでした。
ごはんは当日、とうもろこしごはんか白米を選べたのでとうもろこしご飯にしましたが、コーンがとても甘くおいしかったです

デザートはロールケーキとプチケーキでした。
こちらは高級なケーキ屋さんで出てくるような上品な味でコース料理の〆にふさわしいものでした。

食後はゆっくりと窓の外を見ながらリラックスタイムです
いつもは映画を見るのですが、ファーストクラスはWifiが無料なのでTwitterやLINEでメッセージをやり取りして過ごしました。

そうしていると少しおなかがすいてくるので、お酒とおつまみとして焼き鳥を頼みました。

お酒は有名な日本酒の作と磯自慢
どちらも甘めで飲みやすく美味しかったです。

焼き鳥は串の盛り合わせですが、身が大きくボリューム感があって食べ応えがありこちらも美味しかったです。卵は甘めでした。

お口直しにさっぱりしたく、フルーツの盛り合わせを頼みましたが、ファーストクラスならではでとてもきれいに盛り付けられていて凝ったものになっていました。

小腹を満たしていると段々北極圏に近づいてきます。

アラスカ周辺につくと流氷が沿岸に押し寄せている様子が見えてきます。
ウクライナ問題でロシア上空が通れず、遠回りになった影響で見られる景色です。

トイレにいくとギャレー近くにかわいくディスプレイ展示されています。
日本の風情が感じられつつ、フォトブックはとても可愛く作られていました。

少しうとうとしつつ、もう気がつけばフランスはもうまもなく。

朝ごはんは洋食にしました
サーモンと卵、パンにはいちごのコンフィチュールがついているのですが、このコンフィチュールはJALのグループ会社が作ったもの。
いちごの甘さがギュッと詰まっておいしかったです

アラカルトメニューでJAL特製のチョコレートを頼んだらこのような箱に入った形でもらえました。

だんだんとヨーロッパの大地が見えてきます。パリまであと少し。

いよいよ着陸です。
フランスの首都空港で空の玄関口であるシャルル・ド・ゴール空港はエールフランスの機材がたくさんいました。

14時間50分の空の旅もこれでおしまい。
今から旅の始まりなのにファーストクラスでのひとときが終わってしまうのは名残惜しかったですが、またファーストクラスに乗ると心に決めました。

どのCAさんもとても親切かつ丁寧なサービスを提供してくださり、素晴らしい体験でした。

フランス入国

入国審査へ進む道でこういった現地の言葉で書かれているものを見ると、その国に来たなという気持ちが高まりますね。

出国審査は無事に終わり、荷物のピックアップですが今回はファーストクラスでの搭乗のためバゲージタグがファーストクラス用になっており、最初に出てきました。

翌年(2024年)のパリオリンピックに向けた地下鉄改良工事で市街地には電車でいけなかったため、仕方がなくバスで市内へ向かいます。
ロワシーバスはパリ市内のOperaまで直通で向かうので便利です。

ロワシーバス乗り場はこんな感じでたくさんの人が並んでいるので、すぐにわかります。
並んでいるというより集まっているという方が正確かもしれません。
バスには行き先が書いてあるので、迷うことはないです。
バスの停車場所によって最初から並んでいても、すぐに乗車できないことがありますが誰も文句は言いません。

バスに乗ってから景色を眺めていると、空港内にコンコルドの実物が展示されていました。

40分程度でバスは市街地に到着します。
建物の壁の白さを見るとヨーロッパに来たなという感じです。

ホテルは4泊ともルーブル美術館(TIm Hotel)の近くに取りました。
建物は古く、設備は正直良くはないもののあまりホテルの質を気にしていない自分にとっては十分な環境でした。

着いたのは19時すぎ(日本時間だと早朝3時)だったので近くにあるレストランで夕食にサーモンのタルタルを頼みましたが、寝不足なのと機内でたくさん食べていたのであまり食べられませんでした。

1日目は早めに就寝しました。
2日目はベルサイユ宮殿、ベルサイユ宮殿、凱旋門へ(続きは下記ページへ!)

最後までお読みいただきありがとうございました!

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